理学療法士I・S (勤続11年)

理学療法士I・S

岩手県生まれ岩手県育ちの生粋の岩手っ子。

一度笑えばみんなに元気が波及して行きます。

3人のお子さんを持つパパさんで、DIYが得意だそうです。

最近はご自宅に自転車置き場を作ったそうで、将来はご自宅横にお子さんが自由に遊べる大きな小屋を作りたいとのこと!

頼れるパパさんですね…!

職場の雰囲気を明るく照らしてくれるまさに頼れるリーダー的存在で後輩からも慕われています。



「理学療法士」を目指したきっかけを教えてください

 私は小さい頃から運動が大好きで、将来はスポーツに関する仕事がしたいと思っていました。

体育教師を目指すかどうか悩んでいた高校時代、当時のかかりつけの医師に相談すると「理学療法士はどうかな?」と薦められ、初めて聞く言葉に頭の中は???

資料を貰ったことで「理学療法士は身体を動かしながら人の役に立てる仕事」ということを知り、理学療法士にすごく魅力を感じました。

 

 その後、理学療法士を目指し大学に入学し、夢が叶ってからおよそ10年が経ちますが、とても充実した日々を送っています。

その中で思うことは、リハビリテーションは単なる「訓練」ではないということです。

日々、その患者さんに合ったプログラムを提供し、医師や看護師、SWなどの多職種と連携を取りながら患者さんの社会復帰を目指し取り組んでいます。

段々と良くなっていく姿を見られるのが特にやりがいを感じる瞬間ですね。

「あなたのおかげで良くなったわ」と仰って頂いたときはとても嬉しかったのを覚えています。

 これからもより良いリハビリを提供できるよう日々努力していきます。


Q&A


主な業務内容を教えてください

脳血管、循環器、内科、がんなどさまざまな患者さんからのリハビリを行う中で、私は整形外科・救急診療科の患者さんを主に担当しています。

骨折した方や変形性関節症に対する手術後のリハビリ、スポーツをしている方の靱帯損傷の保存期や術後のリハビリを主にしています。

また、リハビリテーション部は60名と大所帯ですので、中堅としてグループの管理業務等も行っています。



お子さんを持つパパさんですが、子育てをしながらの業務はどうですか?

私は妻と協力して働いており、育児休暇や育児時短勤務といった支援制度の利用はしていませんが、女性であれば妊娠が分かった時期から、男性であれば産前からサポートできる支援制度があります。

また、子どもの体調不良などで急な休暇が必要なこともありますが、有給休暇は申請しやすく、チーム内も小さいお子さんを持つパパママさんが多いので、周囲の理解や支えのもと安心して業務に臨めています。



学生実習について教えてください

今までは勤務経験年数を満たしていれば実習指導者になれましたが、臨床実習指導者講習会の受講が必要となり、近年は基本的に1つの学校から1人程度で受け入れています。

当院は疾患別のチーム制のため、学生さんにはその中のチームの1つに入っていただきます。

学生さんはスーパーバイザーとケースバイザーの指導の下、多くの経験ができるようにサポートする準備を整えています。

学校によって多少違いはありますが、臨床実習2か月・評価実習1か月・見学実習1週間で、8:30から17:15まで実習を行って頂きます。



今後の目標ややりたいことはありますか?

東京オリンピックにメディカルスタッフとして同行させて頂くので、選手のサポートをしっかりと務めさせて頂きたいです。

2019年の茨城国体でもスタッフとして同行させて頂き、とても貴重な経験をさせて頂きました。

また、日々の目標としてはリハビリ科のスタッフとのコミュニケーションを大切にして明るい職場作りを心掛けたいですね。